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京都国立博物館 修理完成記念 特集展示 泉穴師神社の神像
1月 2 @ 9:30 AM - 2月 25 @ 5:00 PM
重要文化財 男女神像( 天忍穂耳命坐像・栲幡千々姫命坐像) 大阪・泉穴師神社蔵
展覧会概要
大阪府泉大津市にある泉穴師神社は、『延喜式』にもその名がみえる由緒ある神社です。同社には83躯の神像が伝えられており、平安時代から鎌倉時代に制作された80躯は重要文化財に指定されています。80躯という神像数は、京都市上京区の大将軍八神社と並び、一神社で所蔵する重文神像数としては日本最多となります。
神像群は、経年により塵や埃が付着し、表面彩色の剥落、虫蝕・鼠害などによる損傷が進んでいたたため、令和元年(2019)から4年をかけて修理が行われました。本展では、修理の完成を記念し、重要文化財の神像のうち、約20躯を展示します。
仏像に比べて神像は公開されることが少ないため、制作背景や伝来がわからないことが多いのですが、人目に触れてこなかった分、制作された当時の姿や彩色をそのまま留めていることが多いと言えます。泉穴師神社の主祭神の男女二神は、神像群のなかで最も大きな像で、截金や彩色を施す美麗な文様が見どころです。修理でよみがえった顔立ちや文様の美しさをご覧いただくのはもちろんのこと、文化財修理の技術の素晴らしさを感じていただければ幸いです。
開催概要
【展覧会名】修理完成記念特集展示 泉穴師神社の神像
【会期】2024(令和6)年1月2日(火)~2月25日(日)
【会場】京都国立博物館 平成知新館1F-1
【開館時間】午前9時30分~午後5時(毎週金曜日は~午後7時)*入館は各閉館の30分前まで
【観覧料】一般700円、大学生350円
*本観覧料で当日の平成知新館の全展示をご覧いただけます。
*高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。
*障害者の方とその介護者1名は無料となります。障害者手帳などをご提示ください。
*キャンパスメンバーズ(含教職員)は、学生証または教職員証をご提示いただくと、無料となります。
【休館日】月曜日
(ただし、1月8日(月・祝)、2月12日(月・休)は開館、1月9日(火)、2月13日(火)休館)
【一般問い合わせ】TEL075-525-2473(テレホンサービス)
https://www.kyohaku.go.jp/