ホキ美術館 作家の視線― 過去と現在、そして…
5月 23 @ 10:00 AM - 11月 11 @ 5:30 PM
作家の視線― 過去と現在、そして…
展覧会概要
ホキ美術館にて、企画展「作家の視線― 過去と現在、そして…」を2024年5月23日(木)より11月11日(月)まで開催いたします。
写実絵画は制作に長い時間を要します。3〜4か月、時には1年以上の時間をかけて作品を仕上げていきます。
その時間の中で作家の考え方や物の観方、作家の眼が感じる美を表現しているといえます。では、作家が伝えたい感動、作家の眼を通した美は不変なものなのでしょうか。
20年30年と作家の意識は何が変わって何が変わらないのか。そして、若手の作家たちが今後どのように変わっていくのか、皆様で見届けてください。
主な展示作家
島村信之
裸婦像とガーゼの表現が見事な「紗」をはじめとしたシリーズ作品は 、今回ギャラリー2にあるものも含めて4点が展示されている 。
ガーゼと寝そべった裸婦と白い背景。描かれたモチーフは同じながらも背景の白色、光の描き方や肌の質感の出し方は作品ごとに異なっている。
「創」では女性が寝ている面が唯一平面ではなくシーツまで描写されていたり、「紗」の明るくあたたかな光と「晄 」のほの暗い空間に差し込む光の違いなど、光の描写を重視する作家の様々な描写に注目して鑑賞してみてほしい。
五味文彦
五味文彦の静物画は、質感の表現に特にこだわりをもって描かれている。
レモンの瑞々しさやガラスの透明感、錆がついた鉄製のモチーフなど、同じ材質の物を絵の中から探して見比べてみると、より細密にリアルさを増していることが見て取れる。「パンと檸檬」と「三角のグラスのある静物」は共に黒背景の静物画だが、「パンと檸檬」はコントラストの強い陰影によって描かれているのに対して、「三角のグラ スのある静物」のモチーフは奥行きや影の中の表情もさらに緻密に描き込まれている。
また、同じ物の見比べのみではなく画面上の構図の変化も注目ポイントの一つ。月日を追うごとに、作品の中でのレモンは単体での主張から他のモチーフへ干渉するようになり、その見せ方も変わってきている。
次世代の作家たち
作家と共に成長してゆくホキ美術館で、作家たちの今後の成長をどうぞ見守ってください。
企画概要
会期 2024年5月23日(木)〜2024年11月11日(月)
会場 ホキ美術館
住所 267-0067 千葉県千葉市緑区あすみが丘東3-15
時間 10:00〜17:30 ※入館受付は17:00まで
休館日 火曜日
観覧料 一般1,830円、高大生1,320円、中学生910円、小学生以下760円
※保護者1人につき小学生2名まで無料です。
※団体の場合は10人以上で事前に【ホキ美術館-団体でお申し込みの皆様へ】よりお申し込みください。
小学生団体10人につき保護者1人以上の付き添いが必要です。
【ホキ美術館 公式サイト】
https://www.hoki-museum.jp/
https://www.instagram.com/hoki_museum/
Tweets by hoki_museum
https://www.facebook.com/hokimuseum315/
https://www.youtube.com/c/hokimuseum1/
アクセス 電車:東京駅からJR横須賀線・総武線で千葉駅乗換、またはJR京葉線で蘇我駅乗換、JR外房線 土気駅下車。土気駅南口より千葉中央バス3番乗り場「ブランニューモール」行き「あすみが丘東4丁目」下車すぐ
車:首都圏中央道路『茂原北』ICから約10分、『大網白里』スマートICから約5分(ETC専用)。千葉東金道路『中野』ICから約15分。外房有料道路『板倉』ICから約8分
※カーナビに住所を入力する場合は、ホキ美術館駐車場の住所「千葉市緑区あすみが丘東3-13」をご入力ください。